問題解決の道具箱

”創造的”に問題を解決するためのヒントとそのリンク集

バリューエンジニアリング

VE(Value Engineering)とは、製品やサービスの「価値」を、それが果たすべき「機能」とそのためにかける「コスト」との関係で把握し、 システム化された手順によって「価値」の向上をはかる手法です。(VEでできること 日本バリュー・エンジニアリング協会) 

バリューエンジニアリングValue Engineering)とは、製品や役務(サービス)などの価値(=製造・提供コストあたりの 機能・性能・満足度など)を最大にしようという体系的手法。(バリューエンジニアリング - Wikipedia

VEでは基本的に、価値の向上が、機能とコストを次のように変化させることで実現できる、と考える。 (↑はUp、→は維持、↓はDownの意味)

(1)コストダウンによる価値向上
 価値(Value)↑ = 機能(Function)→ / コスト(Cost)↓
 同じ機能のものを安いコストで手に入れる。
(2)機能UPによる価値向上
 価値(Value)↑ = 機能(Function)↑ / コスト(Cost)→
 同じコストで、より優れた機能をもったものを手に入れる。
(3)機能UP & コストダウンによる 価値向上
 価値(Value)↑ = 機能(Function)↑ / コスト(Cost)↓
 より優れた機能を果たすものを、より安いコストで手に入れる。
(4)機能UP & コストUPによる 価値向上
 価値(Value)↑ = 機能(Function)↑↑ / コスト(Cost)↑
 コストは上がるが、なお優れた機能をもったものを手に入れる。
Wikipedia 価値向上の形態

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① コストを維持したまま(増やさないで)、機能を高める
② 機能を維持したまま(機能をおとさないで)、コストを下げる
③ コストを下げて機能をあげる
④ コストは少し上がるが、機能が格段に上がる
の4パターンですが、ポイントは機能を落とさないことにあります。
仕事の生産性を高める|ペネトラ・コンサルティング株式会社

https://www.plusweb.co.jp/blog/images/VE.jpg

機能とコストを両立するポイント/コンストラクション・マネジメントのプラスPM

https://www.rexse.com/law-evaluate/img/plan-ve.gif
VE提案とは | NETISや情報化施工を使用した技術提案で総合評価対策に - レグゼ

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 真の機能を考えてコストを下げるVE(価値工学) – モノカク

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