はじめに 〜自己紹介の代わりに〜
気がつくと、現場の取りまとめ役といった
プレイングマネージャー的な立場になっていることが多く、
自らもそういった役割を進んで引き受けてきました。
もともと技術職だった気質のせいでしょうか、
トラブルに正面から向き合って解決したり、
ルールや仕組みを改善して成果を出すことに、
苦労よりも歓びを見出してきました。
こうして場数を踏んできたことで経験値も高まり、
身につけたノウハウに自信を持てるようになりましたが、
それらを方法論として「体系的に」説明できないことが、
長らく悩みの種になってきました。
プロジェクトが佳境を迎えると余裕がなくなりますが、
説明の手引きとして問題解決の助けになれば幸いです。